
TOP > インプラント治療例 > インプラント治療例NO.4 -長くもちます part2-
インプラント治療が普及してさまざまなテクニックが考えられてきました。 日本でもインプラント治療は歯科治療の中核を担うようになってきています。 そんな、歯科治療に溶け込んだインプラント治療ですがまだわからないlことがあることも事実です。 天然歯とインプラントを同列に考えなくてはいけない面と、インプラント特有の面があります。 どんなにインプラントが進化しても異物であることにかわりはなく、生物学的ルール“生体は外肺葉系由来の組織に囲まれる”という大原則を崩している事実はかわりません。 当然天然歯の歯周組織とインプラント歯周組織は異なるものと考えるべきでしょう。 症例を診てインプラント周囲の歯周組織を考えて見ましょう。
平成12年サイナスリフトと同時にHAインプラントを埋入しました。インプラント埋入後5ヶ月で最終補綴物を装着しました。補綴物を装着後無断キャンセルにより患者様の来院が途絶えました。インプラント補綴を含めかみ合わせの調整の予定があり、何度かリコールの連絡をしましたが来院は途絶えたままでした。
平成17年にメンテナンスのため来院されました。そのときのレントゲン写真です。インプラント周囲の骨が吸収してきている透過像が認められます。このままではこのインプラントの良好な予後は期待できません。インプラント補綴を含めかみ合わせ全体の調整の処置をしました。患者様は口腔清掃状態は良好でした。
平成19年来院時のレントゲン写真。インプラント周囲の骨が認められます。平成17年にインプラント補綴を含め咬合調整による力のコントロールをしたことにより、インプラント周囲の骨が回復してきています。病原微生物の感染に力要素が伴い周囲の骨が吸収していく天然歯と、力の要素だけで周囲の骨が変化していくインプラントは全くべつものと考えてよさそうです。その違いを理解するとでインプラント周囲の歯肉縁形態の考え方と、インプラント補綴の形態が見えてくるのです。
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